万国正義院

2011年12月12日

 

すべての全国精神行政会へ

 

親愛なる友らへ

 

1.世界中のバハイ共同体は、 5 年計画の目標達成に専念している。計画に取組んで数ヶ月が過ぎた現時点では、友らによる最近のメッセージの勉強や、これまでに育成した人材の質と量についての協議のお陰で、草の根レベルでの、焦点を搾った、参加者の心を一にした活動が芽生えている。信教に新しく開らかれた何百ものクラスターでは、主に国内パイオニアの努力のお蔭で、維持可能な拡大・強化プログラムの最初の動きが感じられるようになった。同時に、もっと成長が進んだ数百のクラスターにおいては、堅固な活動パターンが根付いている。また、学びの前線にあるクラスターで活動している友らは、急激に拡大しつつある比較的大規模な共同体の原動力を理解し、うまく利用するようになりつつある。

 

2.これに関連して、我々は特に、すべての国でバハイの友らが、インスティテュート・プロセスに更なる活力を付けるために懸命の努力をしていることを、喜びをもってみている。新世界秩序の実現のためにはますます大勢の人の力が必要であるが、そのためにはこうした努力は不可欠である。すべての共同体は、バハイ共同体が神に与えられた使命を果たすための中心的要素に気づいている。それらの重大な要素は、インスティテュート理事会のはたらき、各段階のコーディネーターの機能の仕方、スタディ・サークルのチューターやジュニア・ユース・グループのアニメーターや子供クラス担当者として活動している友らの能力、全員参加と相互サポートと援助を奨励する環境作りである。この面で特に喜ばしいことは、多くの共同体がジュニア・ユースの精神的能力強化プログラム(以下JYPと略す)のために人材や他の資源を注いでいることである。また、バハイ子供クラス用に学年別教材が準備されつつあることや、各国のインスティテュートが学年別子供クラスを提供するため担当者の訓練という課題に熱心に取組んでいる様子にも励まされる。我々は、こうした時に、すべての全国精神行政会とそのインスティテュートに対して、インスティテュートの幹コースと枝コースの実行について新しい指導を提供することはふさわしいと判断し、このメッセージを送る。

 

奉仕の道

3.友らがクラスターにおける成長のプロセスをより簡単に、かつ正確に把握するため、何年か前に二つの相補的な動きの概念を導入した。それらの動きの一つは、一連のルヒ・コースの学習を進んでいく個人の流れであり、それは堅実に、広がり続けるべきである。もう一つの動きはクラスターの成長である。ルヒ・コースを進む個人の流れは、クラスター成長の推進力であると同時に、その継続はクラスターの成長に依存する。クラスターの成長は、バハイ信教の教えに沿った生活パターンを表す共同体全体の能力に見ることができる。この二つの、相互に強化しあう動きを強めるうえで、ルヒ・インスティテュートのカリキュラムは非常に効果的という証拠が次々に現れたので、6年前から、そのカリキュラムの導入を全世界に勧めるようになった。その時、そのカリキュラムの基礎となる教学的原則について我々は特に言及しなかったが、このカリキュラムが望ましい特徴を持っていることは友らに明白であるはずだ。それらの特徴のいくつかは、世界規模の一連の計画に関する我々のメッセージに概ね描写していた。このカリキュラムの特に重要な要素はその基礎原則である。つまり、そのカリキュラムは、大業、および人類全体に奉仕する能力を育成するプロセスを目指しているという原則で成り立っている。そのプロセスは「奉仕の道を歩む」ことに例えられ、その概念はルヒ・インスティテュートのカリキュラムの内容と構造を形成している。

 

4.ルヒ・インスティテュートの一連の幹コースは、バハイであるか否かに関係なく、学習する個人を奉仕の道へ導くよう作られている。その道は、バハイ共同体がバハオラの世界秩序のビジョンを全人類へ提供する努力の過程で蓄積した経験から明らかになりつつある。「道」という概念そのものはコースの性質と目的を示唆する。というのは、道自体がそれを歩む参加者を誘う;新しい地平線へと招く;それを歩むために努力と動きが必要となる;異なったペースや歩幅の人々が歩める;構造や範囲がある。道は、一人によってだけでなく、何十人にも体験されたり、知られたりする。道は共同体のものである。同様に「道を歩む」ということも、様々な様子を表現する概念である。つまり、道を歩むために、意志や選択が必要;特定の技能と能力を必要とするだけでなく、一定の属性と態度も引き出す;理にかなった進路が必要だが、必要に応じて、関連のある路の探求も許される;始めは簡単に見えるが、先に進むと難しくなるかも知れない。そして、もっとも重要なことは、道を歩む時、共に歩む者がいるということである。

 

5.現在、ルヒ・インスティテュートのカリキュラムには8つの幹コースがあるが、最終的には18 に成る予定で、それらのコースには、調整、行政、社会活動、社会的議論などの奉仕活動に必要な能力や性質についての研修が加えられるであろう。現在は、専門的な奉仕の道に分かれるところは二つで、一つはブック3の後にある。ブック3コースを終了し、一年生に精神的教育のための比較的簡単なクラスを提供する友らのうちから、この奉仕の分野に専念したい者が何人か出て来るだろう。彼らは、やがて、二年生から六年生のクラスを担当するため、徐々に入り組んだ枝コースを履修することになるが、だからといって、幹コースを中止するという意味ではない。いや、枝コースの内容は、参加者が同時に自分の状況に応じたペースで幹コースを続ける前提で作られている。二つ目の枝分かれ点はブック5の後である。ブック5はジュニア・ユース・グループ・アニメーター育成のコースであるが、JYPのためのコース・ブックはそこから枝分かれする。

 

6.きっとそのうちに、その他の探求の路も幹コースから枝分かれしていくであろう。一部は上記の二つの路のように普遍的なものであるが、一部は特定の地域のニーズを満たすための独特なものかも知れない。幹コースと同様、枝コースの内容と構造は実施する現場の共通の経験に基づいて生じるべきである。なお、この経験は、バハイの機関の指導の元で行われ、個人の好みに左右されず、きちんとした方針をもって実施された活動から得られたものである。こうした経験を積むために、全人口のさらに大きな割合の参加者のエネルギーが注がれなければならない。その意味で、世界規模の一連の計画の展開の現時点では、数カ所の例外を除き、インスティテュートが新しい枝分かれコースの作製と実行に注意を払うことは時期尚早である。

 

コーディネーション(調整)

7.上記で説明した人材作りの方法は、奉仕することと、知識を創生し普及させることを同時に行うことによって、社会に特定の動きを引き起こす試みであることは明かである。このテーマについては2010年のレズワン・メッセージで短く論じた。上に説明した二つの、専門的な奉仕の道の発展によって、これらのテーマにはさらなる関連性が増してきたため、ここではいくつかの現実問題について言及したい。

 

8.5年計画で実施される活動のパターンによって活き活きした共同体生活の枠組みが作られるが、その活動パターンが勢いを増すと、クラスター内に起こることを、常に二つの観点から見ることができる。両方の観点は共に妥当である。どちらも、何が起こっているかについて、特定の考え方と表現法を提供する。一方では、三段階に分かれている教育プロセスがくっきりと見えて来る。一段階目は共同体の最も若い人たちのためのものであり、二つ目は転換期にある者らのためであり、三つ目はユースと大人のための教育である。ここには、三つの教育上の使命があり、それぞれが固有の方法と教材を持ち、それぞれが共同体の資源を要求し、実施する現場で得られる洞察を元にした知識を生み出し、経験を整理するためのシステムを利用している。当然、子供の精神的教育、ジュニア・ユースの精神的能力強化プログラム(JYP)と幹コースの実施について三つの協議が行われるようになろう。

 

9.別の観点からすると、共同体成長のための活動の3ヶ月周期をベースに見ることができる。その周期は、集中的な活動の成果として生じる突発的な拡大の時期、新しいメンバーがお祈り会やフィーストに参加したり、自宅への訪問を受けたりすることによって、必要とされる強化を受ける時期、そして、全員が反省したり、計画を立てたりする機会からなる。このように考えると、受容性のある人口へのティーチングが重視されてくる。また、自分をとりまく世界について話し合い、その世界を改善するための活動に加わろうと思うような魂を探し出すという課題に焦点が当てられるようになる。

 

10.特にコーディネーション(調整)の段階では、一歩下がって、実際は一つのものであるこの現実をこれら二つの視点から見ることは不可欠である。そうすることによって、状況を正確に分析し、戦略上の優先順で評価し、資源や人材を賢く割り当て、分裂を回避できるようになる。今5年計画が始まって間もない現時点では、これまでよりも、コーディネーションに注意を払うべきと思われる。効果的な組織の基本的要素は既に理解されているが、様々な状況において組織がどのような形をとるべきかを明記する必要がある。国際ティーチングセンターは世界で最も発展している数百のクラスターにおけるこれを目指す仕組みに注目し、そこで得られた学びをいち早く系統化するよう依頼した。

 

11.上に述べたような、大規模成長に伴うニーズが高まっているすべてのクラスターでは、トレーニング・インスティテュートが奨励している教育プロセスの各段階はもっと援助をうけるべきである。ますます多くの経験豊かな人たちが各段階のコーディネーターの活動を援助し、補強しなければならない。また、情報と洞察交換のための会議はもっと定期的に開かれ、系統だった方法をとるべきである。同様に、インスティテュートが任命する子供クラス、JYP、スタディ・サークルのそれぞれの担当コーディネーター3名(地域によってはコーディネーター・チーム)は、全体の教育プロセスの力を共に検討する機会を定期的に設けねばならない。また、これらのコーディネーターは定期的に地域布教委員会と協議すべきである。さらに、インスティテュート理事会は、十分な情報、指導、必要な予算がクラスターに届けられるよう、地域レベルにおける機能を高めるため上記と同じような処置をとらなければならない。充実したコーディネーション制度が設立されたら、顧問補佐とそのアシスタントはすべての活動領域でより効果的に援助できるようになる。

 

12.これに関しては、もう一つの点を検討する価値がある。世界各地からのJYPに対する膨大なニーズに応えるため、世界本部の社会・経済開発局は約40カ所に学びを共有するための機関を設立したが、上で言及した数百の先進クラスターのほとんどがそれらの機関の一つにかかわっている。この一年でこうした機関から得られた知識が、これらのクラスターのインスティテュートに効果をもたらしたが、特に教育プログラムのコーディネーショにおいて役立った。確かに、これらすべてのクラスターにとって数十のJYPを維持する能力は大きな刺激になり、その後のスタディ・サークルや子供クラスの発展に決定的な貢献をした。ジュニア・ユースが有する膨大な可能性は引き続き探らねばならないが、この世代のための教育プログラム実施に当たっては、様々な複雑な課題が持ち上がるであろう。それらに対処するトレーニング・インスティテュートを助けるうえで、社会・経済開発局がサポートしている学び共有のための機関は今後も有益であろう。しかし、インスティテュート自体が、多数の子供クラスやスタディ・サークルを管理するための学びのプロセスを育成し、クラスターレベルで三つの教育段階のそれぞれでコーディネーションを強化する制度を設立し、地域レベルから草の根に人材、その他の資源の流れを作り出すよう工夫することが期待される。そうすることによって、大勢の参加者が一つの教育段階から次の段階へと円滑に進むようになるし、系統だった成長に不可欠な活動の周期が安定して展開されるであろう。

 

子供クラス

13.すべてのトレーニング・インスティテュートが現在直面している課題の中で、一つは特に急を要する:それは、学年毎のクラスを担当するために十分な教師数をどのように確保するか、また、そのために必要なコースのチューターの十分な数をどう確保するかである。既に出ている三冊のブックは、担当者のための教材と、子供たち用のレッスンからなっている。そのお蔭で、各国のインスティテュートは、6年に渡る予定のプログラムのうち最初の三年間のクラスをただちに開けるようになっている。これらの学年のクラスを担当する教師の第一期生を動員するには一時的な処置を取らざるを得ないかも知れない。良いコーディネーション制度は、現場のニーズに合わせながら徐々に築かれるが、様々な要件に対処するためにある程度の柔軟性を保ちながら、長期的な教育プロセス全体の健全性を維持できるであろう。

 

14.インスティテュートは、各学年のクラス担当者を系統的に訓練するだけでなく、いくつかの技能を学ばなければならない:つまり、村や隣近所での学年毎クラスの生徒募集法;様々なクラスの担当者の提供;生徒の参加を、毎年一つの学年から次の学年へと継続させること;また、様々に異なる家庭背景の児童たちの進歩継続を保証する技能も学ばなければならない。要するに、子供教育システムの拡大・維持は、子供の健全な道徳基盤の発達に関心を持つ親たちと、共同体の人材の増加と同じペースでなければならない。我々は、各国のインスティテュートに対し、膨大ではあるが比較的簡単なこの業務に十分な注意を払うよう促す。特にプログラムの始めの三学年に焦点を当て、教える・学ぶという経験の質は担当者の能力によって決まるということを忘れてはならない。

 

15.ここで警告しておく。子供クラス担当者、あるいは、ジュニア・ユース・アニメーターの「訓練」という言葉遣いは決して間違いではないが、インスティテュートは、自分の業務がただ単に技術訓練だと思い込まないよう注意する必要がある。すなわち、インスティテュート・プロセスの中心となっている人材作りという概念は、バハオラの啓示の深い理解が含まれていることを見失ってはならない。

 

教材

16.これまでにも述べてきた通り、子供クラスとJYPの教材に関しては更なる考慮が必要である。2010年のレズワン・メッセージで我々は子供クラスに関して、ルヒ・インスティテュートが準備したレッスンを子供の精神的教育プログラムの核として、副教材はそれに準じて準備すればよいだろうと説明した。それぞれの学年の教育課程を補足するために更なる資料の準備が必要かどうかは、状況に応じてクラスターを担当するインスティテュート・コーディネーターと相談しながら、担当教師自身が決めるべきである。容易に活用できる既存の教材で、適切と思われるものがあればそれらの活用もできよう。しかし、そのような教材をトレーニング・インスティテュートが採用、あるいは、その使用を広く、系統的に推奨したからといって、それを正式なものとして認可する必要はほとんどの場合ない。

 

17.JYPの場合、社会・経済開発局がそれに似たアプローチを推奨している。プログラムの中核となるのはグループが学びのために使用する一連の教科書である。将来的に18冊になる予定の教科書の内、現在7冊が出版されている。それらが扱うテーマは必ずしも宗教学的なものではなく、バハイの観点から幅広いテーマを考察する内容となっている。これらは、三年で修了する教育プログラムの柱である。残りの教材のうち9冊はバハイの特色が強いものになる予定で、うち2冊は既に使用が始まっている。アニメーターには、この学びの過程に芸術的要素と奉仕活動を補うよう求められている。子供クラスの教師と同様、クラスターを担当するコーディネーターはアニメーターを助けるが、多くの場合、ジュニア・ユースが、周りの状況や自分たちの関心事を考慮して、グループのアニメーターと相談しながら自分たちで奉仕活動を選ぶことになろう。

 

18.これらすべての場面で、教師やアニメーターとして奉仕する者は賢明に、客観的に判断するよう求められる。教育は広い分野であり、また教育学的論理も多数存在する。どの理論にも素晴らしい利点はあるが、一方で、そのどれもが人間や社会の持つ固定概念の枠内にあるものだということを忘れてはならない。例えば、教育の過程で子供が自分の可能性を見出すことは大切だが、過大評価は絶対に避けねばならない。自信をつけるという名目で、子供の自我を強くし過ぎてしまうということがなんと多いことか。遊びは若者の教育に大切な役割を持っているが、子供でもジュニア・ユースでも、もし年齢相応のレベルで提示されれれば抽象的な事柄についても話し合う能力を持っており、物事を深く理解することに強い喜びを感じるということは、これまでに何度も証明されている。娯楽的要素をふんだんに取り入れることで学習内容を薄めてしまう教育プロセスは、決して生徒のためにならない。教師やアニメーターは、伝統的な教育資源やバハイ共同体で創られた歌や物語やゲームなどから教材や活動を選択することになろう。そして、これからもどんどん、バハイ共同体では子供やジュニア・ユース向けの歌や物語、ゲームなどが創造されるに違いない。インスティテュート・コースで学ぶことにより、教師やアニメーターは教材や活動について、徐々に、適切な判断ができるようになるであろうと我々は信じている。

 

19.これまで地球の各所に散らばっていた人々は、バハイ共同体の内外から生まれる力に加速され、一つになろうとしている。将来、人類が一つになって生まれる文明はあまりにも素晴らしく、今それを想像しようとしても全く無駄であるほどだ。強い求心力を持つ、この人々の動きが世界で加速すると、各文化のなかで信教の教えに合わない要素は次第に消滅し、他の要素が強調されるようになるかもしれない。同様に、バハオラの啓示に心を動かされた人々が様々な国や場所から集まり、神の教えから生み出された思考や行動を、芸術的あるいは文学的手段を通して表現するようになるにつれ、新しい文化の要素が育っていくに違いない。コースの選択において、芸術的要素は地元の友らの判断にゆだねるとルヒ・インスティテュートが決定したことを万国正義院が大いに歓迎したのは、このような要素を考慮したうえのことである。そこで、子供クラスとジュニア・ユース・グループ拡大のための努力をしているこの時点で注意しておく点は、この目的のための補助教材の増加は、村や隣近所での集まりによる共同体作りの勢いが加速されるなかで自然に起こるということである。例えば、信教が示す深遠な概念に基づいて作られた、若者を魅了するような歌が様々な言語で、世界各地で作られるよう願っている。しかし、世界中に、経済力のある者が、自分たちの文化での視点を他に押しつけたり、国の製品を強引に売り込んだりして他の国の文化を弱化させるやり方がはびこっているなかでは、友らはたとえそれを意図しなかったとしても、有意義な思考の開花を促進し損なうだろう。さらには、精神的教育の商品化という危険から守るためあらゆる努力をしなければならない。ルヒ・インスティテュートは、それをその銘柄で出す物を営利目的で販売したりすることをはっきりと禁止している。友らがそれを守ることを期待する。

 

20.ここで、我々は International Advisory Board(仮称「国際助言理事会」)を設置したという大いに喜ばしい発表をする。この機関は、ルヒ・インスティテュートが、これから、世界中でバハイたちが信教の教えを実生活に応用して得た経験を踏まえて制作、配布するルヒ・コースの教材、内容、およびそれらの実施を助ける。この機関が活動を開始するにつれ、ルヒに関連する事柄はこの機関で処理され、世界的な計画の方向性に合った補助教材の製作に携わるであろう。

 

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21.最後に、世界中のトレーニング・インスティテュートについて述べる。共同体の道徳の基盤を強めるという重要な責任を負っているバハイ子供クラスの教師とジュニア・ユースのアニメーターは、多くの場合、十代の青年達ということを忘れてはならない。このような若者たちは、精神性強化プログラムを経験した者たちの中からどんどん出てくるようになるであろう。そのプログラムはジュニア・ユースが有する潜在的な力を伸ばし、また社会の変革に貢献するという二つの大きな目的をもっている。そして、彼ら自身もまた、様々な教育的バックグラウンドを持ち、自分の努力がいつか世界を変えるに違いないという希望を抱いてやってくるのである。その仔細がどうであれ、彼らは、時間とエネルギー、才能と能力を捧げて、共同体に奉仕したいという熱意を共有している。彼らの多くは、機会が与えられたなら、喜んで、人生の数年を次の世代の精神的教育に費やすであろう。つまり、世界中の若者の中には、社会を変革させる能力が溢れている。その能力を解き放つことこそが、すべてのインスティテュートの聖なる使命なのである。

万国正義院

 

 

 

CC:国際布教センター

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