おお神、わが神。あなたの侍女(じじょ)である私、あなたに呼びかけ、あなたに信頼を置、あなたに顔を向けてこう嘆願しておりま。こ侍女(じじょ)にあなたの天の恩恵を下、あなたの霊的神秘を明か、あなたの神性の光を注ぎ給え。

 おおわが主。私の夫の目に視力を与え給。あなたの知識の光での心を喜ばせ給。あなたの光り輝く美に彼の知性を引きつ、あなたの明らかなる壮麗(そうれい)さを彼に明かすことにより彼の精神を(なぐさ)め給え。

 おおわが主、彼の目を(おお)うヴェールを取り除き給。彼の上にあたの豊かな恩恵を注、あなたへの愛の美酒で陶酔(とうすい)、彼をし上を歩みなが、その魂が高き天上に舞う天使たちの一人とな、あなたの人々の間であなたの英知の光で輝く明るいランプとなし給え。

 まこと、あなたは貴い御方におわ、常に与え給う御何人(なんびと)対しても手を差し延べ給う御方にまします。                                          アブドル・バハ