参堂の書(二)

参堂の書(二)

この祈りは、アブドル.バハにより著わされたもので、その霊廟において用いられる。また夏の祈りとしても用いられる。また一般の祈りとしても用いられる。

「謙虚な心で、熱意をこめてこの祈りを唱える者は誰であれ、この僕(アブトル.バハ)の心に、喜びと楽しみをたらすであろう。それはまた、この僕と対座することに等しい」

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神は栄光に満ち給う。

おお神よ、我が神よ、私は涙して、謙虚な気持で嘆願の両手をあなたに差し伸べております。そして賢者の知識も及ばず、あなたを賛美しまつるすべての者の賞讃も及ばぬほど高貴にましますあなたの敷居野の塵に顔をうずめております。御扉の前の、つつましく謙虚なこの僕に御慈悲のまなざしを向け給え、願わくは、この僕をあなたの永遠の御恩寵の大海原に浸らしめ給え。

主よ、これはあなたの貧しく卑しい僕であります。あなたに心うばわれ、嘆願し続け、あなたの御手の中の虜となり、熱烈にあなたに祈り、あなたを信頼し、あなたの御前に涙してあなたを呼び、こう嘆願しております。

おお主なる我が神よ、あなたの愛し給う者らに仕えることができますよう、私に御恩寵を垂れ給え。あなたへの奉仕の道において私を強くなし給え。願わくは、神聖なる御宮居における敬慕の光と、壮大なる御国への祈願の光とで私の額を照し給え。あなたの御扉の聖なる入口の前で私が無我であることができますよう助け給え。あなたの聖域の中で私があらゆる事から超越することができますよう助け給え。主よ、私に無我の聖盃から飲ませ給え。自我なき衣で私を装わせ、無欲の大海原に浸らしめ給え。おお至上の主よ、私をあなたの愛し給う人々の通路の塵のごとくなし給え。あなたの道を行く選ばれた人々の歩みによって気高くされた土に私の魂をささげることを許し給え。この祈りをもつてあなたの僕は、朝な夕なにあなたに呼び掛けております。おお主よ、僕の心の願いをかなえ給え。僕の心を明るく照し、その胸を喜ばせ給え。そして、あなたの大業に奉仕し、あなたの僕らに仕えることができますようこの僕の心の火を灯し給え。

あなたは与え給う御方に在します。あなたはお情け深く、御恵沢多く、御恩恵に富み、御恩寵深くまします。そしてあなたは御慈悲深く、哀れみ給う御方にまします。

アブドル