保護

保護を願う祈り

あなたに誉れあれ、おお主よ、わが神よ。あなたは、私があなたの賜物へ向かうよう僕(しもべ)らに呼びかけ、明快な書に定め給うた事柄のみを遵守するよう彼らに命じたのを見給い、それをご存知です。その書は計り知れないご命令と、取り消すことのできない目的にそって下されたものであります。

おお、わが神よ、私は、あなたのお許しがなければ一言も発することができず、あなたの許可を得るまではどの方向にも動くことができません。おお、わが神よ、ご威力によって私を生じさせ、大業(たいぎょう)を顕現するために私に御恵(みめぐ)みを授け給いましたのはあなたご自身におわします。それゆえ、私は途方もない逆境に立たされ、私の舌は、あなたへの賛美と、ご栄光の称揚を妨げられました。

おお、わが神よ、あなたの法令を通して、また、あなたの主権の力によって私に定め給いましたことゆえに、あなたにすべての賛美あれ。私は懇願いたします。あなたに対する私どもの愛に、私を愛する者らと私を共に強固となし給え。また、私どもを大業(たいぎょう)に確固たらしめ給え。ご威力にかけて誓います。おお、わが神よ。僕(しもべ)の恥とは、あなたから暗幕のように閉め出されることであり、僕(しもべ)の栄光とは、あなたを知ることであります。御名(みな)の力で装備されていれば、何事も私を傷つけることはできず、また、心があなたの愛で装備されていれば、この世のいかなる苦難も私を動揺させることはできません。

それゆえ、おお、わが主よ、あなたの真実性を否定し、あなたの御しるしを信じなかった者らの危害から私どもを守るものを、私と私の愛する者らに下し給え。

まことにあなたは、栄光に満ちた方、最もご恩恵深き御方におわします。

バハオラ

あなたに賛美あれ、おお、主よ、わが神よ。この僕(しもべ)は、御恵(みめぐ)みの手からご慈悲の美酒を飲み、御代(みよ)においてあなたの愛を味わいました。あなたの諸々の名称の具現者は、いかなる悲しみによってもあなたの愛に喜悦することを妨げられず、御顔を見ることからも妨げられません。また、無頓着な者らのすべての軍勢をもってしても、あなたのお喜びの道から具現者らを逸らすことはできません。その具現者により懇願いたします。あなたが所持し給う良きものをこの僕(しもべ)に授け、この世を、瞬きよりも速く消える影のようなものと見なすほどの高みへこの僕を引き上げ給え。

おお神よ、計り知れないご威厳の力により、あなたが忌み給うすべてのものから僕(しもべ)を守り給え。まことにあなたは、僕(しもべ)の主であり、すべての世界の主におわします。

バハオラ

あなたの御名(みな)に誉れあれ、おお主よ、わが神よ。御名(みな)により時は到来し、復活が実現し、恐れと震えが天と地のすべてのものを捕らえました。その御名(みな)により懇願いたします。ご慈悲の天とご慈愛の雲から、あなたの方へ向かい、大業(たいぎょう)を助けた僕(しもべ)らの心を喜ばせるものを下し給え。

おお、わが主よ。僕(しもべ)らと侍女らをたわいない空想と無益な想像の投げ矢より守り、静かに流れるあなたの知識の水を御恵(みめぐ)みの手より彼らに飲ませ給え。

まことにあなたは、全能者におわし、最も崇高なる方、常にお許しになる方、最も寛大なる御方におわします。

バハオラ

おお神よ、わが神よ。私は、あなたの愛の手綱(たづな)にしっかりとすがってわが家を離れ、あなたのご配慮と保護の下にすべてを委ねました。あなたは、御力(おちから)によりあなたの愛し給う者らを、強情者や邪(よこしま)な者、あらゆる不従順な圧制者、あなたの道から遠く逸れたあらゆる邪悪なる者から守り給いました。その御力(おんちから)により懇願いたします。ご恩恵と御恵(みめぐ)みにより私を安全に守り、御力(おちから)と御威力により、私が家に戻れるようなし給え。まことにあなたは、全能者、危難の中の救助者、ご自力にて存在し給う御方におわします。

バハオラ

(new)

もっとも崇高なる方、最高なる方、もっとも荘厳なる御方の御名にかけて。

あなたに栄光あれ、おおわが神なる主よ。おおわが神にしてわが師、わが主、わが支え、わが望み、わが隠れ家、わが光なる御方よ。あなたの隠されたる、秘められたる御名にかけて懇願いたします。この書簡を保持する者をあらゆる惨事や害悪から守り給え。また、あらゆる邪悪なる者、悪をなす者らの悪事、不信心なる者らの陰謀から守り給え。さらにおおわが神よ。あらゆる苦痛や煩わしさから守り給え。おお万物の帝国を手中に収め給う御方よ。あなたはまことに万物を征し給う。あなたはお望みのままになし給い、定め給う。

おお王の中の王なる御方よ。おお親切なる主よ。おお古からの恩恵と恵み、寛大と賜物の源なる御方よ。病を癒し給う御方よ。すべての光を照らす光なる御方よ。あらゆる顕示者を明かし給う御方よ。憐れみ深き御方よ。慈悲深き御方よ。おお恵み深き方、寛大なる御方よ、最大の慈悲とほとばしる恵みにより、この書簡を持つ者に慈悲を垂れ給え。さらに、御加護により、心と知性に不快なる者からその者を守り給え。力を有する者の中であなたは最高の力に満ち給う。神の栄光があなたの上にあらんことを、おお昇りくる太陽よ。神ご自身が証言し給うたことを証言し給え。つまり、全能者、最も愛されし御方なる彼以外に神はいまさぬことを。

バハオラ

おお、わが主よ。あなたを信じた者らと私とに、あなたのお目に、私どもに最善と思われるものを定め給え。なぜなら、母なる書に述べられているように、あなたはすべての物に定められたものを手中に持ち給うが故に。

あなたのすばらしい贈り物は、あなたの愛を大切にする者らのうえに絶え間なく降り注がれ、あなたの天上の恩恵の驚くべき御しるしは、あなたの聖なる一体性を認める者らに豊富に授けられています。私どもは、あなたが私どもに定め給うたことすべてをあなたの御手(みて)に委ね、あなたの知識が包み込むすべての良きものを、私どもに与え給うよう懇願いたします。

おお、わが主よ。あなたの全知力が認めるあらゆる邪悪から私を守り給え。なぜなら、力も強さも、あなたのみに存在し、あなたの存在によってのみ勝利は到来し、命令するのはあなたのみであるからです。神は望み給うことはすべてなし、望み給わぬことはなさらないのです。

力や強さは神のみにあり、神は最も崇高なる御方、もっと強大(きょうだい)なる御方におわします。

バブ

おお神よ。あなたに誉れあれ。あなたこそはすべてものの存在以前に存在し給い、すべてのものの存在以後にも存在し給う御方、すべてのものを超えて永続し給う神におわします。また、万物を知り、万物の主権を有し、万物を慈悲深く扱い、万物の間を裁き、万物をみそなわせ給う御方におわします。あなたは神であり、わが主におわします。そして、私の立場をご存知であり、私の内なる存在と外なる存在を目撃し給います。

私と、あなたの呼び声に応えた信者らとを許し給え。私に悲しみをもたらそうとするものや、私の不幸を願うものらの危害に対し、私の十分な救助者となり給え。まことに、あなたはすべての創造物の主におわします。あなたはすべての者を満ち足らしめ給い、あなたなしで自立できる者はありません。

バブ

圧倒的な威厳の主、まったく抵抗できない御方、神の御名(みな)において。

統治権の源を手中におさめ給う主に誉れあれ。主は「存在せよ」という命令の一言により、望み給うものをすべてお創りになり、すべてそのとおりに創り給います。これまでの権限は主のものであり、これからも永遠に主のものであります。主は、命令の力で望み給う者に勝利をお与えになります。まことに、主は力に満ちた御方、全能者におわします。啓示と創造の王国、そしてその間にあるすべての栄光と威厳は主に属します。まことに、主は効力のある御方、栄光に満ち給う御方におわし、永遠の古より永遠の未来まで、主は不屈の強さの『源泉』におわします。天と地の王国、そしてその間にあるすべてのものは神のものであり、神の力は万物を征する。神こそは、諸々の天と地、そしてその間にあるすべてのものの創造者であり、まことに万物の証言者におわします。神こそは諸々の天と地、そしてその間にあるすべてのものの審判の主におわし、まことに審判にあたっては迅速であり給う。神はまた、諸々の天と地と、その間にあるすべてのものに限度を設定し給う。まことに神は最高の保護者におわす。神は、天と地と、その間にあるすべてのものの諸々の鍵を手中におさめ給う。ご意向に応じ、ご命令の力により、贈り物を授け給う。まことに、神の御恵(みめぐ)みはすべてを包含し、神はすべてを知り給う御方におわします。

言挙げよ。神は私を満たし給う。神こそは万物の王国を手中におさめ給う。神は、天と地と、その間にあるすべてのものの軍勢の力により、僕(しもべ)らのうちのお望みの者を誰でも守り給う。まことに、神は万物を監視し給う。

おお主よ、あなたは計り知れぬほど崇高におわし、私どもの前にあるもの、後ろにあるもの、頭上にあるもの、右や左にあるもの、足の下にあるもの、そして私どもがさらされているあらゆる方角にあるものから私どもを守り給え。まことに、万物に対するあなたの保護は絶対的なものであります[1]

バブ

おお神よ、我が神よ。あなたの信頼し給う僕らを自我と情欲の悪から守り給え。御慈愛に満ちたあなたの警戒の御眼で僕らを見守り、あらゆる恨みや憎しみや妬みから彼らを守りたまえ。あなたの御保護の堅固なる砦に僕らをかばい給え。疑いの矢から僕らを守り、彼らをしてあなたの輝く御しるしを現わす者となし給え。あなたの聖なる一体性の曙(あけぼの)から差し出るまばゆい光明(こうみょう)で僕らの顔を照し給え。聖(きよ)き御国から啓示される聖句で僕らの心を喜ばせ給え。あなたの栄光の領土から来る、すべてを支配し給う御力により、僕らの腰を強くなし給え。あなたは御恵み深き御方に在し、保護者にましまし、全能者に在し、御恩寵に満ち給う御方にまします。

アブドル・バハ

おお、わが主よ。ご存知のように、人々は苦痛と惨事に取り囲まれ、苦難と困難に包囲されております。まことに、あらゆる試練が人々を攻撃し、あらゆる逆境が、大蛇のように襲いかかっております。人々にはあなたの保護と庇護(ひご)、護衛とご加護の他に避難所も安全な場所もありません。

おお、慈悲深き御方よ。おお、わが主よ。あなたの御保護をわが鎧(よろい)となし、あなたのご庇護をわが盾となし、あなたの一体性の御扉(みとびら)の前における謙虚さをわが護衛となし、あなたのご加護と防御をわが砦、わが住まいとなし給え。自我と欲望のささやきから私を守り、あらゆる病や試練や困難や苦難から私を保護し給え。

まことにあなたは、保護者、守護者、守衛者、満たし給う御方におわします。まことにあなたは慈悲深き御方のなかの最も慈悲深き御方におわします。

アブドル・バハ

おお優しく愛情ある摂理なる御方よ。うねりを上げる永久の海の波により、東方はざわめき、西方は揺らいでおります。神聖の微風は放散され、眼に見えぬ王国からは真理の天体の光線が輝いております。聖なる統一性の賛歌が謳われ、天なる強大の旗印がなびいております。天使のごとき「声」があげられ、巨大な海獣の怒号のごとく、無私無欲の方へ呼びかけております。「ヤーバハオルアブハ」(おお崇高なる方、最も崇高なる御方よ)という勝利の雄たけびが四方に響き、「ヤーアリウルアラ」という呼び声が至る所に鳴り響いております。世界には、「心を魅惑する唯一なる方」のざわめき以外のざわめきはなく、比類なき方、最愛なる御方の愛のうねり以外の揺らぎはありません。

主に愛されし者らは、麝香の香りのする息をもってあらゆる土地で明るい蝋燭のように輝いています。そして、全てに慈悲深き御方の友らは、花弁を開かす花のように、あらゆる国に見出せます。彼らは一瞬たりとも休むことはなく、あなたを記憶すること以外に口をあけることはなく、大業に仕えること以外に願望を持っておりません。真理の牧草地においては、彼らは甘美な旋律を奏でるナイチンゲールのようです。導きの花園では、鮮やかな色を帯びた花のようです。彼らは、「実在性の庭園」の小道を神秘的な花で飾り、風に揺らぐ糸杉のように、「聖なる御意思」の土手に並んでおります。生存の地平線の上ではまばゆい星のごとく輝き、世界の天空では光輝あふれる天体のように光っております。彼らは天の恵みの顕現であり、聖なる援助の光の源です。

大愛情ある主よ。全ての者が確固不動とし、永遠の光輝を放てるようなし給え。それにより、息をするたびに、お優しき東屋から微風が吹き、御恵みの大海からは霧が立ちこめ、御愛情のやさしき雨が新鮮さを授け、聖なる統一性のバラ園からそよ風がその芳香を漂わせますように。

おお世界の最愛なる御方よ。あなたの光輝の輝きを付与し給え。おお人類に愛され氏の方よ。御顔の光をわれらに放ちたまえ。おお神よ、全能者よ。われらをかばい、われらの避難所となり給え。おお生存の主よ。あなたの強大さと御威力を示し給え。

おお愛情深き主よ。扇動を煽り立てるものらがいくつかの土地で活動しており、日夜、悪事を働いております。

狼のように残虐者らが待ち伏せ、虐げられた、無実の羊たちの群れは、助ける者も救助者もおりません。聖なる統一性の草原を走るカモシカたちを猟犬が追跡し、天の導きの山々に住む雉たちは、妬む大ガラスに追いかけられています。

おお聖なる摂理よ。われらを保護し,かくまいたまえ。おおわれらの盾なる御方よ。われらを救い、防御し給え。あなたの雛所のもとにかくまい、御助けにより、あらゆる病から救い給え。まことになたは、真の保護者、眼に見えぬ守護者、天なる保存者、天界の愛情深き主におわします。

アブドル・バハ



[1] この「保護の祈り」の原本は、バブの直筆によるもので、もともと星型の5角形で書かれていた。