世界センター

バハイ共同体には、「万国正義院」というユニークな機構が存在します。簡単に言えば、それはバハイ世界共同体全体を取りまとめる国際的な行政機構です。ただし、その起源はバハオラご自身の教えにあります。

バハイ共同体は地方レベルには「地方正義院」、国レベルでは「全国正義院」という行政機構が設立され、それぞれ、地方と国レベルの業務を取りまとめます。しかし、現在はその発展段階の初期にあるため、名称がぞれぞれ、「バハイ地方精神行政会」、「バハイ全国精神行政会」となっています。

地方精神行政会のメンバーは、その地方に住む成人バハイの中から、また全国精神行政会メンバーは、その国に住む成人バハイの中から選挙で選ばれます。しかし、バハイ選挙には立候補や選挙活動がなく、選ばれた人たちは奉仕の精神で共同体に尽くします。

万国正義院のメンバーを選ぶのは、世界中にある全国精神行政会のメンバーたちです。5年に1回、聖地で「国際大会」が開かれるときに選ばれます。

こうやって選出されたメンバーにより構成される万国正義院は、特別な機能があります。それは、バハオラが明白に説かれた教え以外で、時と場所によって詳細が異なるような詳細な事柄について法律を制定するという機能です。バハオラの教えは、次の神の顕示者が来るとされる最低1000年の間は変更されませんが、それは人類の生活におけるもっとも基本的な部分に関するものです。1000年の間に、時と場所によって変更していくような状況に対応するために、万国正義院の役目があります。

万国正義院はまた、自らが制定した法律を、時期が来たら廃止し、新たな法律を制定するという機能もあります。

最も重要なことは、この機能に関しては、バハオラが万国正義院に「不謬性」を約束されているということです。「不謬性」とは「過ちを犯さない」という意味で、この機能に関して、バハオラは万国正義院を直接導いておられることを意味します。

このセクションに収められる文書は、この万国正義院とその補助機関(国際テイーチングセンター、聖典研究センター、国際バハイ図書館など)から成るバハイ世界センター(イスラエル、ハイファにある)から出されるメッセージです。

万国正義院自体はバハオラ直接導かれているため、そのメッセージは、妥当性においてバハイの正式な権威あるものとみなされます。ただし、聖典の部類には入りません。