全国精神行政会

全国精神行政会は各国におけるバハイ最高行政機関であり、九人のメンバーにより構成されています。目的は全地域のバハイによって行われる仕事を統括し、その活動を助長することです。

全国精神行政会メンバーの選出

全国精神行政会は年に一度、全国の二十一歳以上の成人バハイから選出された代表によって行われる選挙により選ばれます。

バハイの選挙とはバハイのメンバーに課せられた義務であると同時に、精神的な性格を持つものです。事前の指名や宣伝は一切禁じられており、たとえ親しい友人間や夫婦間でもだれが行政会に相応しいかを話し合うことも禁じられています。選挙は、誠実な祈りを込めた態度をもって、誰が相応しいかを各々が判断し、無記名投票によって行われます。また、選ばれた全国精神行政会のメンバーはさらに議長、副議長、書記、会計を選挙し、任務は全国に及びます。

全国精神行政会の任期は一年間で、メンバーは全国精神行政会に選ばれたことにより報酬を得ることはなく、バハイ、そして社会に対する奉仕として活動していきます。(仕事を持っているメンバーはその仕事と平行して全国精神行政会の活動をしていきます{注意:最も多忙な書記が事務局で専業で雇われた時場合を除く})

全国精神行政会の役割

各地域のバハイによって行われる仕事を統括し、その活動を助長することが全国精神行政会の大きな役割の一つです。その他にも、現在のバハイの最高機構である万国正義院や、各国のバハイとも連携をとり、如何に人類に貢献できるかを協議し、各地域のバハイと共にそれを実行していきます。バハイの活動は、個人個人の幸福のためばかりではなく、社会の繁栄と福祉のためにもたらされるものなのです。

全国精神行政会はその国の全地域のバハイと、親密につながっています

手紙や回覧や月報によって他の地域でのバハイの活動や地球全体のバハイのニュースを提供するのも一つの仕事です。各地域に送られた手紙や回覧は、19日ごとのフィーストの席などで、地方精神行政会の書記によって参加者に読みあげられます。もし、成人バハイが9名以下の地域には、全国精神行政会はそのグループで書記に選ばれた人に手紙を出し、その地域にバハイが一人しかいない場合はその人に直接通知を送ることによりコミュニケーションをとります。

全国精神行政会から相談等があった場合、各地のバハイはフィーストの席で内容を協議し、その地域の書記が協議の結果や共同体の意見を全国精神行政会に伝えます。各バハイは自由に意見を述べることができますし、自分にできることがある場合は自ら率先して協力をする事もできます。勿論、地方精神行政会やバハイの他の機関、個々のバハイとも直接連絡を取り合い、意見や協力を求めたり、提案をしたりもします。また、各地のバハイから提出された提案や協議の結果、問題、質問等は全て全国精神行政会が丹念に調べ、審議し、協議の結果、バハイのガイドライン(バブ、バハオラ、アブドル・バハ、ショーギ・エフェンディーの残した書物、万国正義院からの手紙など)を元に最終決定をします。

全国精神行政会は任期期間中に、それぞれの仕事を援助してもらう委員会とそのメンバーを指名し協力してもらうことにより、種々の任務を円滑に進めます。バハイの管理運営組織は、多くの部分から成っており、すべてが互いに関連しあい、協力しあっているのです。